秀明大学学校教師学部附属 秀明八千代高等学校

トピックス一覧

「Tosyotter(としょったー)」始めます(図書館)

 図書館では新年に何か新しいことをということで『Tosyotter(としょったー)』という本の紹介コーナーを新たに設置します。きっかけは、「委員会に入らなくても、気軽に図書館で本を紹介できるようなシステムが欲しい」という一般の生徒からの申し出でした。「本を気軽に紹介してほしい、本について気軽につぶやいてほしい」という思いからTosyotterは生まれました。

 詳しくは、「図書館だより1月号」に掲載しています。 

 自宅での時間を読書に活用することを願っています。

初心を常に確かめ学びを続けること―「3学期始業式のことば」

 1月8日(金)に予定されていた第3学期始業式は緊急事態宣言の発出により延期され、12日(火)に放送で行われました。富谷校長の「始業式のことば」の要旨は以下です。

<初心を常に確かめ学びを続けること>

 あけましておめでとう。感染への不安の中で冬休みを過ごしたことと思いますが、皆さんが健康で登校できたことを大変うれしく思います。

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、心を引き締め、学ぶ目標を確かめることが大切です。

 ①新年になると、何事にも『初』という文字をつけますが、これは『初心に返る』ことです。したがって、皆さんが入学時に誓った『初心』は何であったのかを改めて確かめましょう。

 ②また、『新年』を『心念』『信念』と置き換えて、自分の学ぶ目的を常に心に念じ、それを達成するため『信念』を持って努力しましょう。

<知・技・心を鍛えること>

 新年に当たって、秀明学園の校訓である「知・技・心」を鍛える方法について確認をします。

「知」を高めるには、まず目標が必要です。次に計画を立てること。計画を立てる際は自分で案を作り、それを担任だけでなく教科の教員にも見てもらう。そして決断して実行する。このとき、日にちと時間の記録をしっかりとることが肝心です。わからない時も投げ出さず、考え続けることによって問題を解決する力が高まっていきます。

「技」は、鍛えた効果が最もわかりやすく現れます。基礎練習の反復で正確な形を身に付け、スポーツであればウエイト・トレーニングで汗を流し、限界に挑むことにより筋肉は盛り上がります。基礎基本ができあがってこそ、色々な技が展開できるようになるのです。英語も基礎基本の型を身に付けることで、必ず上達します。

「心」も、困難な状況の中で強くなります。日頃から善悪の判断をきちんと行うとともに、辛く苦しいことを理性で耐え忍ぶことで心が鍛えられます。誰にでも、自分の思うようにならず辛く苦しい時があります。そこで逃げ出さずに我慢する。この困難が自分を鍛え強くしてくれると考え、耐えてなお前向きであることが大切です。

 緊急事態宣言の中、授業や部活動、学校生活に制限があります。感染予防を徹底し、この困難を乗り越え、皆さんが今年一年、健康で、向上心を強く持って謙虚に学び、「前へ前へ 高く高く 強く強く」努力していくことを期待します。

富谷学校長の「2学期終業式のことば」

 秀明八千代通信でもお伝えした富谷学校長の「2学期終業式のことば」を紹介します。

 終業式を迎え、今年1年も残すところわずかになりました。この1年間、健康で勉強できたことに対して、まずご両親をはじめ皆さんを支えてくれた大勢の人たちに心から感謝をしてほしいと思います。そのためにも休み中は規則正しい生活をし、家の手伝いをして家族とのふれあいを大切にしましょう。

<通知表を見てしっかり反省すること>

 今日手渡される通知表ですが、秀明では、『通知表は、生徒の努力の結果を保護者に伝える目的で、学期ごとに家庭に届けているものである。この通知表を見て、しっかり反省し、次の学期に向けて新しい目標を定め、計画を立て、学習に取り組む決意を促す資料としてほしい』と指導しています。

 通知表の結果によっては、喜ぶ人も、がっかりする人もいることでしょう。しかし、その結果にとらわれて一喜一憂するのではなく、よかったことは「来学期もっと伸ばそう」、不十分だったことは「来学期こそよくしよう」と、前向きに考えることが大切です。不十分だった教科および分野は、複数の教員のアドバイスを受けて、この冬休み中にもうひと頑張りしておくことが大切です。

 特に「共通テスト」や「志望校の一般入学試験」にチャレンジする高校3年生は、綿密な計画を立て学習に専念し、自信を持って受験に臨むことを期待します。

<秀明の生徒を自覚して行動しよう>

 今年の新語・流行語大賞は「3密」。日本だけでなく、世界中が新型コロナウィルス感染拡大の猛威に今もさらされています。ワクチンの接種が始まった国もありますが、まだまだ予断を許しません。連日、暗い話題ばかりが報道される中、先日の「はやぶさ2の地球帰還」のニュースは一条の光明となり、日本人の心に射しこみました。

 5月まで臨時休校の措置をとったり、学校行事の中止や延期を決定したり、2学期末は再びの臨時休校と、本校にとってもこれまで経験したことのない1年を過ごしてきました。この冬休みも「ステイホーム」が求められています。皆さんは「善いことと悪いこと」「許せることと許せないこと」を念頭に置くことはもちろん、命と健康を守るために、いつもの年末年始とは異なる行動をしなければなりません。具体的には『自分の行動、決断を親が喜ぶのか』『これは、自分と周囲の命と健康を大切にすることなのか』を常に考えることが大切です。街中やインターネット空間での年末年始の特別な雰囲気に流されず、知性と理性を持った秀明の生徒であるという自覚を堅く持って、今年の冬休みを有意義なものとしなければなりません。コロナ禍といえども2020年の冬休みは1度きり、2度とない青春時代を無駄にする理由にはなりません。心の学習で培った想像力と思いやりを発揮して、自分はもとより、自分を支えてくれるすべての人々にとって喜ばしい新年となるよう、一日一日を大切に過ごしましょう。

 2021年、皆さんが新たな目標と希望を胸に、笑顔で正門をくぐってくることを心より願い、終業式のことばとします。

2020年12月24日   学校長  富 谷 利 光

サザンカ (花言葉は「困難に打ち克つ」

中学校で被爆者体験伝承講話を実施

 12月9日(水)午後、中学校の全生徒を対象に、被爆体験伝承講話が実施されました。

 講師の楢原泰一(ならはら やすかず)さんは、ヒロシマの被爆者から、その体験や平和への思いを受け継ぎ、被爆者に代わりそれらを次世代に伝えていく「被爆体験伝承」のボランティア活動を行っている方です。今回は、8歳(当時)で被爆した岡田恵美子さん(84歳)の体験を、写真やデータなどのスライド交えて伝えていただきました。

[生徒の感想]

「今回の伝承会では、核兵器の怖さ、それを受けた被爆者の気持ちなどを知りました。岡田さんの体験談を聞いたときは、『今こうして生きて、ちゃんとごはんが食べられることがどんなに幸せなことなのだろうか』と考えました。そして、楢原さんのように、自分にできる限りのことをしていきたいと思いました」(中1 男子生徒)

「私は、『この世界の片隅に』や『火垂るの墓』を映画で見たことがあり、戦争がどれほど恐いものか理解はしていましたが、実際に体験した人がいるという実感がありませんでした。今回は、実際に体験した方の話を伝承というかたちで聞き、『被爆者が体験した辛い思いは消えなくても、私たちができることをしていこう』と思いました」(中2 女子生徒)

「特に心に残ったのは、原爆の時に無事でも、その先、生きていくことが困難な人がたくさんいたということです。体が膨れ上がり半袖が着られなくなった人、病気になった人など、後遺症と一生付き合っていかなければならないのは大変だと思いました。戦争は二度とあってはいけません。命の大切さを確認するとともに、まわりにいる人たちを大切にし、たくさんの人を助けられるようになりたいと強く思いました」(中3 女子生徒)

講師の楢原泰一(ならはら やすかず)さん
上映されたスライドより(原爆で破壊される前の「原爆ドーム」)
現在世界で確認されている核弾頭の数は13,410個
講話の最後には生徒からたくさんの質問が挙がりました

吹奏楽部 日本管楽合奏コンテスト全国大会・高等学校A部門で最優秀賞を受賞

11月7日(土)、動画配信として行われた、2020(第26回)日本管楽合奏コンテスト全国大会・高等学校A部門に出場し、見事、最優秀賞を受賞しました(全36団体中12団体のみ)。

10月8日(木)に八千代市市民会館大ホールにおいて動画撮影が行われました。撮影はケイレコードが行い、最優秀賞を記念して映像を編集していただきました。音源はこの大会で使用されたものを使っています。

吹奏楽部の勇姿をご覧ください。

女子野球部が交流大会で準優勝

10月16日、17日、18日に兵庫県丹波市で行われた女子硬式野球交流大会において、本校のAチーム(3年生3名、2年生15名、1年生2名のチーム)は、予選リーグで高知中央高等学校に2対3で敗れ、クラーク記念国際高等学校A(3年生チーム)に2対1で勝ち、3チームが同勝率のため、失点数の少ない本チームが1位で通過しました。 決勝トーナメントでは、クラーク記念国際高等学校B(2年生チーム)に延長8回2対1でサヨナラ勝ちし、決勝戦ではクラーク記念国際高等学校Aに0対7で敗れましたが、準優勝に入賞しました。また、本校のBチーム(2年生3名、1年生19名のチーム)は、1勝3敗で6位に終わりました。 優秀選手賞には、1年生の吉原依鈴(茨城県常総市石下中学校出身)が選ばれました。

図書館に図書除菌機を導入

生徒の皆さんに安心して図書館を利用してもらうために、図書館では本の除菌機(LIVA図書除菌機)を導入しました。以下のような働きで菌を取り除きます。 「本の下から、ファンで風を送り、本に挟まったほこり等の不快な要素を除去するとともに、開いたページの隙間にも、各方面から紫外線(UV-C)を照射し、除菌効果を高めます。」 (図書館流通センターホームページより引用) 図書館では多くの人が本を共有するため衛生面が心配で借りるのをためらっていた人にも、安心して利用できるようになりました。読書の秋に、今まで以上に図書館を活用してほしいと願っています。

LIVA(リヴァー)図書除菌機
30秒で6冊の本の除菌が可能です

図書館内の机にも飛沫防止用パーテーションを設置しました

吹奏楽部 日本管楽合奏コンテスト全国大会への出場が決定

2020(第26回)日本管楽合奏コンテストA部門(小編成)の予選が9月28日(月)~10月2日(金)に音源審査(あらかじめ録音した音源を大会本部に送って審査員が評価する)で行われ、元アメリカ大統領・ケネディの生涯を描いた「クロスファイヤ ノーベンバー22」を演奏し最優秀賞を受賞し、初めてのエントリーで初の全国大会出場を成し遂げました。審査員から「明るくソフトな音色でのコラールが好感を持てた」「フレーズの作り方、表現力がとても魅力的」「冒頭のフルートのソロがとても美しく、曲の雰囲気を感じさせる演奏で感動した」と高く評価されています。元部長・3年の竹石芳華さんは「2年連続東日本大会金賞を目指していたところコンクールがなくなり気持ちが滅入っていましたが、この大会があることを知りコンクールの代替としてエントリーすることに決めました。新型コロナウイルス感染予防のため夏休みは一切練習しなかったのですが、活動再開後から一丸となって必死に猛練習してきた結果、このように全国大会に進めることができ部員一同大変喜んでいます。動画撮影まで時間がないためどこまで精度を上げることができるかわかりませんが、全国大会に恥じない演奏となるようさらに磨きをかけます。」とコメントしています。 今年度の全国大会はコロナウイルス感染予防のため動画で配信されることとなり、本校吹奏楽部の演奏の模様は11月7日(土)に配信されます。吹奏楽部の勇姿をぜひ視聴していただければと思います。動画配信チケット料金は1,000円となります。詳細は後日お知らせいたします。

~演奏の中心となり全国大会に導いた3年生達~

お~いお茶新俳句大賞に入選

 株式会社伊藤園が主催する「第31回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の入賞・入選作が10月1日(木)に発表され、本校の田中翔瑛君(高校25組)の作品が、応募総数1954888句の中から、佳作入選を果たしました。

 田中君の作品は、次のとおりです。

 寒稽古 寒さを飛ばす 突き一閃(いっせん)

秀明大学教授による「ロボット講座」を開講

 9月25日(金)、秀明大学の大山光晴教授にご来校いただき、本校生徒の希望者を対象に、「ロボット講座」が開かれました。 講座では、教材として小型で多機能な人型ロボット「ロボホン」を使用。生徒たちは教授からプログラミングの初歩を教えていただきました。 1か月後には、生徒が作成したオリジナル・プログラミングの発表会を開催予定です。

入試に関するお問い合わせ

047-450-7001