秀明大学学校教師学部附属 秀明八千代高等学校

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2020年度修了式・第38回中学校卒業証書授与式

 3月19日(金)、令和2年度修了式が放送で行われ、富谷校長の「修了式のことば」と納谷生活指導部長から春休みの生活について注意事項の話がありました。また、中学生は続いて、令和2年度第38回中学校卒業証書授与式がスポーツセンターで行われ、担任によって全員が呼名された後、卒業生を代表して、総代の髙橋侑充君に卒業証書が授与され
ました。卒業生表彰は、特別教科優秀賞が髙橋侑充君に、教科優秀賞が田崎蒼馬君に、皆勤賞が酢﨑吏菜さんに、千葉県私立中学高等学校協会賞が戸祭美優さんにそれぞれ贈られ、最後に、富谷学校長より卒業生にお話がありました。

学校長の「修了式のことば」

<新年度に向けてスタートを切ること>
 秀明では「何ごとも始めと終わりがある。終わりの次には、また始めがくる。終わりのときには反省をし、次の前進のための目標と計画を立てる。『反省と計画』、『計画と反省』は表裏一体で、反省に基づいて次のスタートを切ることで前進があるのだ」と教えています。
 修了式にあたって、「新たな年度の始まりを迎えるのだ」と考えて、さっそく明日から、自分で立てた学習計画を自分の責任で実行することを心掛けましょう。

<善と悪の判断をもって、自律した生活を送ること>
 春休みは学年最後ということもあり、気の緩みがちな時期となります。本来は、進級するための大切な準備期間と考えるべきです。この1年間で成長した点、改善すべき点を自ら認識し、上級学年に進むという決意を固め、休み中も自律した生活を送ることが大切です。
 ところで「自律」とは何でしょうか。字のごとく、自らを律することであり、自分のわがままを抑えて行動するという意味です。皆さんならば、学校を離れても秀明の生徒としての自覚を忘れないということになります。どんな時も、善いことと悪いことの判断をもとに、正しい行動を心掛けなくてはなりません。では、「正しい行動」とは何でしょうか。それは、自分の行動が親を喜ばせるものであるということです。常に親への謝念、感謝の気持ちを忘れてはなりません。親は自分のことよりも子どものことを優先して子育てをし、子どもの成長を心待ちにしています。
皆さんが自らを律し、正しい行動がとれるようになった時、ようやく次の成長段階、もう一つの「自立」へと進むことになります。それは、「自分で立つ」自立、親の力を借りずに、自分の足でしっかりと立つこと。皆さんの目標はここにあります。秀明であれば「立つ」だけでは不十分、在学期間中に一人で走れる生徒の「徒」となることを切望しています。
 学校が休みでも、自分を律して正しい生活をすること。自分のことは自分ですること。そのようにして、一人前の「自立」した人間に近づいていて、頼もしい、成長したと親が実感できるよう、将来の目標に向けて積極的に行動する春休みとしましょう。

 緊急事態宣言が解除されますが、千葉県内では新型コロナウイルスの変異株が広がりつつあるという報道もありました。春休みとなりますが、引き続き自粛期間であることを強く意識し、健康面には特に気をつけ、4月には希望に満ちた笑顔で登校することを期待して修了式のことばとします。

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