秀明大学学校教師学部附属 秀明八千代中学校

2019年のトピックス一覧

吹奏楽部、第22回定期演奏会で好演

3月28日(木)八千代市市民会館大ホールにて、恒例の第22回定期演奏会が盛大に開催されました。全体は第I部クラシック・ステージ、第II部パフォーマンス・ステージ、第III部メモリアルステージの3部構成になっていました。

第Ⅰ部には、本校卒業生で吹奏楽部OBの大塚友晴さん(陸上自衛隊東北方面音楽隊所属)がユーフォニアム独奏者として共演していただいた「パントマイム」など3曲が演奏されました。
第2部では、ステージ・マーチング・ショーで息の合ったステージを繰り広げた「レ・ミゼラブル」を初め、3ステージ計8曲が演奏されました。
最後の第III部では、吹奏楽部員全員による合唱で、今回のステージが高校生活最後となる、高校3年生12名を送り出しました。2時間を越える演奏会で、会場を訪れてくださったすべての観客の方々を魅了しました。

また、4月6日(土)八千代市村上駅前のショッピングモール・フルルガーデンにおいて開催される第16回源右衛門祭の常設ステージで、本校吹奏楽部が出演します。
本校が出演するのは、12:30~13:00の予定ですので、多くの方のご来場をお待ちしています。

中学3年生がPGT研究発表会「社会問題・国際問題を考える」を行いました

3月14日(木)、中学3年生が後期PGTプログラム「社会問題・国際問題を考える」の研究発表を行いました。

後期のPGTプログラムでは、生徒各自が社会問題・国際問題についてテーマを決め、ニュースを調べたり、秀明大学の研究室を訪問するなどして学びを深めてきました。その締めくくりとして、全校生徒と来校された保護者の方々の前で一人一人が発表を行いました。発表した生徒は、「緊張しましたが、きちんと発表することが出来て良かったです」「調べたことをまとめるのは大変でしたが、調べる中で分かったことがたくさんあり、良い経験になりました」「これを機会にこれからも研究を深めて行きたいです」などと感想を述べており、中学校の集大成としての発表を堂々とやりきった達成感を感じている様子でした。

また、保護者からは「中学3年生がこんなにもしっかりした発表が出来ることにとても驚き感心しました。高校でも勉強だけでなく、沢山の事を体験し、どんなことにも柔軟に対応できるような人間力を身につけていけたら良いと思います」「どれもとても興味深い内容でした。今後、今回の研究の過程を活かし、将来の専門性に結び付けられるよう頑張って下さい」「一人一人が表などを加えて分かりやすく工夫している点、一生懸命調べている点が良かったです。高校生になっても『探究する力』を磨いていってほしいと思いました。」など、たくさんの応援メッセージをいただきました。

中学3年生が大学特別授業に参加

3月4日(月)、中学3年生が、「PGTプログラム」の一環として、秀明大学の上野美穂子准教授による国語の特別授業「和菓子の中の古典和歌~和歌をスイーツする!」に参加しました。古典和歌の中に見える和菓子について、上野先生がクイズ形式で熱く語るとともに、古代衣装に扮した大学生が和歌の内容を演劇で演じるなど、とても興味深く古典の世界に親しむことができました。

そして、各生徒が百人一首の中から好きな歌を選び、それをもとに自己流の和歌を創作して、その和歌をイメージした創作和菓子(練り切り)を真剣な面持ちで個性的に仕上げました。最後にそれをグループのみんなと美味しくいただきました。

生徒たちの感想には「和歌の中に美味しい食べ物があることを知り、和歌にとても親近感が湧きました」「自分の作った和歌をもとに美味しい練り切りができたのでよかったです」「これからは和歌を和菓子の視点からも鑑賞していきたいと思いました」などとあり、楽しみながら日本の古典文化について理解を深めたことがうかがえました。

秀明大学にて一般入試合格者説明会が行われました

2月16日(土)、秀明大学看護学部棟大講義室にて、一般入試合格者説明会を開催しました。説明会では、最初に富谷校長より児童の皆さんへ合格通知書が一人ひとりに手渡されました。続いて、秀明大学教授でもある校長より、お祝いの言葉と校歌についての説明があり、児童には、①一生懸命勉強し、自分で考えること ②友達をたくさん作ること ③はっきりした夢をもつこと、保護者には、秀明の家族として、ご家族と共に協力してお子様を強く育てていきましょうとの話がありました。

説明会の後は、近代文学展示館の見学をし、ご家族で芥川龍之介、梶井基次郎、宮沢賢治、太宰治、夏目漱石に関するたくさんの資料に触れて、大学のアカデミックな雰囲気を感じていただきました。最後は、学生食堂で厨房の方々が心を込めて作ってくださったスペシャルバイキングを和やかな談笑の中でいただきました。

 

中学1年生が秀明大学、星野由子准教授による英語の特別授業に参加

2月15日(金)、PGTプログラムの一環として、秀明大学の星野由子准教授による英語の特別授業「英語を英語らしく発音してみよう」に中学1年生が参加しました。普段、日本人が発音することの無い「th」や「v」の発音をマスターするのが今回の授業の目標です。授業では、まず「s」と「th」、の発音を聞き分けるゲームから始まりました。全員流れてくる音声に必死に耳を傾け、見事正解した生徒も残念ながら不正解だった生徒も笑顔でゲームを楽しみ、発音について意識を高めることが出来ました。

そして、いよいよ今日のテーマである「英語らしい発音」にチャレンジしました。「s」と「th」だけでなく、「b」と「v」の発音の違いにも触れ、発音のコツを学びました。多くの単語を繰り返し発音し、練習することで、2つの音を聞き分けられる生徒もどんどん増え、練習問題では自信にあふれた生徒たちの表情が印象的でした。

授業を終えた生徒の感想には、「4月にはイギリス英語研修があるので、それにむけて発音の練習が出来てよかった」「イギリスでは、今日習った発音を活かせるようにこれからもっと練習をしたい」など、イギリス英語研修に向けて前向きに学習しようとする感想が多く見られました。また、「英語検定の面接試験では、今日学んだ発音を意識して合格できるようにしたい」「英語の音楽を聴くことがあるので、発音に注意して聴くようにしたい」など、それぞれの目標に向かって努力しようとする生徒の声も聞こえました

中学3年生がミュージカルを鑑賞

2月15日(金)に、中学3年生が劇団四季「アラジン」(東京・港区 四季劇場「海」)を鑑賞しました。一流の劇団による話題のミュージカルを堪能した生徒たちは、その感想を次のようにまとめました。

 「初めて生のミュージカルを鑑賞しましたが、最初から最後まで驚きの連続でした。何よりも一人ひとりの出演者が、気持ちをこめて演じていることが伝わってきました。」「映画と比べて、登場人物や台詞がアレンジされていて、違った面白さがありました。ジーニー役の俳優は台詞や動きで観客を沸かせ続けていて、その演技力に圧倒され、物語に引き込まれました」「劇場内のスタッフさんたちが、連絡を取り合いながらお客さんがスムーズに動けるように気を配っていました。出演者以外にも、様々な人たちがおもてなしの心で舞台を成功させていることに気がつきました」

中学2年生が八千代市立郷土博物館で押元先生の講義を受けました。

2月15日(金)、PGTプログラムの一環として、八千代市立郷土博物館の押元常徳先生による特別授業「アジア・太平洋戦争で見る八千代市・千葉県」に中学2年生が参加しました。前半では昭和恐慌の状況を当時の写真や図と共に丁寧に説明していただき、今の自分達の考えと、当時の戦地に赴く人達の考えをアンケート形式で比較し、戦争中の生活の厳しさを学びました。また、実物の三八式歩兵銃に触れ、その重さや扱い方を体感することで、当時の日本の厳しい状況を理解することができました。後半は八千代市域が戦場になった当時のことをインタビューした貴重なビデオを見ながら、当時の方たちの苦労や生きる力を学びました。生徒の感想には、「学校に行けない子供達が工場で働いていたのを知り、とても大変な時代であったことを強く実感しました。」「兵隊に選ばれたことを仕方ない、喜ばしいことと、当時のほとんどの人が思っていたことに驚きました。」「戦争は私達にとって身近なものではないと思っていましたが、八千代市で実際にあったことを知り、もっと知りたくなりました。」などとありました。

 

棒高跳び日本記録保持者 澤野大地選手を招きオリパラ特別講演会

2月8日(金)本校体育館において、平成30年度千葉県オリンピック・パラリンピック教育推進校事業特別講演会として、棒高跳びの日本記録保持者で、2016年リオデジャネイロオリンピックで7位入賞を果たした、現在日本大学スポーツ科学部専任講師を勤める澤野大地選手を招いて、「夢の実現~さらにその先へ~」と題する講演会が行われました。

吹奏楽部の演奏とともに澤野選手を全校生徒が「おもてなし」の心を示す盛大な拍手で迎えると、壇上に上がった澤野選手の熱い講演がスタートしました。講演では、澤野選手のオリンピックでの活躍の場面の映像を観たり、代表選手に選ばれる際の様々な壁を乗り越える過程など、決して夢を諦めないことの大切さが語られました。棒高跳びに使われるポールの運搬がとても大変なことなど、日ごろ気づかない興味深い話に生徒たちも真剣に耳を傾けていました。講演を聞いた生徒が次のように感想をまとめています。

「私は今回の講演会を聞いて、しっかり目標を決めて、そのこと一つに全力を尽くせるようにがんばろうと思いました。私の今の目標は、数学検定2級に合格するということですが、何回か受験をしてなかなか2次試験に合格できないでいます。しかし、今回澤野選手の話を聞いて、合格しようという決意の気持ちを毎日示して、自分の心の中を奮い立たせて努力していきたいです。また、勉強をする時と息抜きをする時のけじめをしっかりつけようと思いました。時には苦しいことや大変なこともありますが、毎日目標に向かって努力を続ければ夢が実現できると思います。」(中学3年男子)

「澤野選手の話を聞いて学んだことはたくさんありますが、特に印象に残ったことが二つあります。一つ目は夢を持ち目標をしっかり持つことです。澤野選手は小学生の時からオリンピックという夢を持ち、自分の成長のために目標を持っています。毎日、それを明確にしていたからこそ叶えることができたのだと思います。二つ目は感謝ということです。澤野選手は、『縁』という言葉でおっしゃっていましたが、人との関わりを大切にし、その人たちに日ごろから感謝をしてきたから、困ったときに助けられたり、周りから信頼されてきたのだと思います。今回の話を聞いて、私も夢や目標をあいまいにせずに決めたいと思います。」(高校1年女子)

中学3年生が秀明大学の研究室を訪問

2月7日(木)、中学3年生が、PGTプログラムの一環として秀明大学の研究室訪問を行いました。今回は昨年の12月に引き続き2回目の訪問となります。生徒たちはグループごとに研究室を訪問し、前回の訪問を踏まえて調査を進めてきた各自の研究成果を大学の先生に報告するとともに、さらに学びを深めていくためのアドバイスをもらいました。

今回ご協力をいただいた先生は、学校教師学部百瀨明宏教授・兼坂祐子講師、看護学部村中陽子教授・梁原裕恵講師、総合経営学部上野戊琉教授・藤原敬一講師、英語情報マネジメント学部大塚時雄准教授、観光ビジネス学部財津達朗教授です。

生徒の感想には「いただいた資料を見て、驚いたことや初めて分かったことがたくさんあります。アドバイスをもとに、これからの発表を頑張りたいと思います。」「自分の調査では足りない所があると思っていたのですが、先生のおかげでそれを具体的に知ることができました。発表の方法も分かりやすく教えていただいたので、自信を持ってできるように頑張ります」などとあり、それぞれが充実した時間を過ごすことができたようです。

中学2年生が秀明大学、大山口菜都美講師による数学の特別授業に参加

2月6日(水)、PGTプログラムの一環として、秀明大学の大山口菜都美講師による数学の特別授業「トポロシー(Topology)~柔らかい幾何学(位相幾何学)~」に中学2年生が参加しました。ネクタイや紐の結び方から始まり、「結び目理論」についてモールの模型を各自操作しながら理解を進め、大山口先生の先輩が作成して特許を取っている「領域選択ゲーム」に全員で取り組みました。

授業の後半は「トポロジー」。「ボールとコップは合同ではないけれど、トポロジーの考え方ではボールとコップは同じ(同相)である」という考え方に生徒たちは大変驚いていました。模型や図を使って、分かりやすく説明していただき、宇宙の形を考えるためにトポロジーが発展してきたことや、「オイラーの多面体定理」について考えていくうちに、生徒もトポロジーの世界に引き込まれていきました。生徒の感想からは「数学があまり得意ではなく、特に計算が苦手なのですが、今日のトポロジーの授業はとても楽しくて、数学が好きになりました。」「結び目理論は難しそうだったけど、説明がわかりやすくて、面白かったです。周期表と深い関係があるとは驚きました。」「こんな数学があるなんて知りませんでした。数学に興味が沸いてきました。」など、改めて数学への興味・関心を高める授業となりました。

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