中学2年生が秀明大学、大山口菜都美講師による数学の特別授業に参加
2月6日(水)、PGTプログラムの一環として、秀明大学の大山口菜都美講師による数学の特別授業「トポロシー(Topology)~柔らかい幾何学(位相幾何学)~」に中学2年生が参加しました。ネクタイや紐の結び方から始まり、「結び目理論」についてモールの模型を各自操作しながら理解を進め、大山口先生の先輩が作成して特許を取っている「領域選択ゲーム」に全員で取り組みました。
授業の後半は「トポロジー」。「ボールとコップは合同ではないけれど、トポロジーの考え方ではボールとコップは同じ(同相)である」という考え方に生徒たちは大変驚いていました。模型や図を使って、分かりやすく説明していただき、宇宙の形を考えるためにトポロジーが発展してきたことや、「オイラーの多面体定理」について考えていくうちに、生徒もトポロジーの世界に引き込まれていきました。生徒の感想からは「数学があまり得意ではなく、特に計算が苦手なのですが、今日のトポロジーの授業はとても楽しくて、数学が好きになりました。」「結び目理論は難しそうだったけど、説明がわかりやすくて、面白かったです。周期表と深い関係があるとは驚きました。」「こんな数学があるなんて知りませんでした。数学に興味が沸いてきました。」など、改めて数学への興味・関心を高める授業となりました。