Tスキル
先人の知恵を自己の生き方に活かす力
Tスキル(伝統力)とは、日本の文化や日本人の独自性(identity)を学ぶこと。秀明が大切にしている「心の学習」は、伝統文化の理解につながります。
作法の中に「ことば」、伝承の中に「先人の知恵」を学ぶ
1. 瞑想の実践
心を落ち着けるために朝のホームルームや授業の開始時に行う瞑想。椅子に座り腹式呼吸をしながら、姿勢を正して集中力を高めます。
2. 心の学習(「心の教育」ではありません)
日常生活で見聞きするさまざまな問題に対し、先人の知恵を活かしながら適切な対処の仕方を考えます。また、新聞記事を題材にして、命の大切さを学んでいきます。
3. 社会のマナーやルールを学ぶ
「クッキング・クラブ」では、楽しく料理し、栄養バランスや食品の正しい情報を得ることに加え、食を通して社会のマナーやルールを学ぶ機会を提供します。
4. 古典芸能鑑賞会
伝統芸能の鑑賞・体験を通して、歴史・文化的背景を学びます。これまで、文楽、義太夫節、能楽などに親しみ、日本文化に対しての興味・関心を一層深めました。
5. 秀明太鼓
学校行事で打ち鳴らします。太鼓の響きを聴いて親の願いと、本校で学ぶ目標を確認しています。
大切にしていること
- 心を開いてあいさつをしよう
- いたわりは人にも物にも草木にも
- 感謝の心を持って生活しよう
- 自分が幸せなのは、両親、祖父母、そのまた上の先祖が周りの方々に良くしていたからだと思うこと
- 成功に至る第一歩は、自分が心に何を望んでいるかを見つけ出すこと
被爆体験伝承講話を聞き自分を見つめなおす
2年 田村 凜さん
(八千代市立八千代台東小学校出身)
1年生の時に、「被爆者体験伝承講話」を聞く機会がありました。核爆弾など恐ろしいと思ったのはもちろん、二度と戦争を起こしてはいけないと感じ、自分なりに何か役に立つことができないかと考えるようになりました。