ごあいさつ
一人ひとりに輝く未来を

子供たちが社会に出る頃、世の中はどう変わっているでしょうか。変化の激しさがさらに加速する中で、私たち大人の役目は、子供たちに「生きる知恵」を授けることです。
本校は埼玉県川越市にある秀明学園(全寮制・中高一貫教育)の系列校で、創立者である川島寛士先生が1981年に開校しました。それ以来「知・技・心」を校訓に、先人たちの築いた貴重な知識と経験をもとに「知恵」を身に付ける教育を行ってきました。
「知るよろこび」「学ぶ楽しさ」を実感できる授業、「善と悪」「許せることと許せないこと」の規範意識や思いやりの精神を培う「心の学習」、大きな目標を持って日々小さな目標を積み重ねる「努力する習慣」で達成する夢の実現を、秀明大学と連携して推進しています。
さらに本校は、「家庭と学校」「保護者と教員」の信頼関係を深め、共に育てる「共育」と、お互いに協力し合う「協育」を通して、理想の教育を目指しております。
幸い、多くの卒業生が社会の多方面で活躍し、秀明教育で培われた優れた人柄や品性が高い評価を受けています。
そしてこれからは、ICTを活用して知恵を広げる力も身に付け、子供たちの未来を笑顔にできるよう、全教職員が心を一つにして懸命に努力してまいります。

校長
富谷 利光
とみや としみつ
秀明大学学校教師学部教授
東京大学教育学部学校教育学科卒業後、千葉県の公立高等学校国語科教諭となり、教職のかたわら千葉大学大学院で教育学修士号を取得。千葉大学教育学部附属中学校での長期研修の後、県立千葉中学校開設準備委員。開校後は1期生学年主任兼学習指導部長として県立千葉高等学校との中高一貫化整備に携わる。その後、千葉県総合教育センター指導主事を経て秀明大学へ着任し、2015年度より本校校長を兼ねる。

秀明大学と連携した取り組みを中学・高校・大学教員とまとめた書籍『中学校各教科の「見方・考え方」を鍛える授業プログラム』『スキルコードで深める中学校各教科の授業モデル 全5巻』(学事出版)を発刊。