新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の徹底について
1. 基本的な学校運営の方針について
- 感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続する。
- 緊急事態宣言中は以下の項目について徹底し、感染リスクの軽減に努める。
2. 感染防止の徹底について
- 登校時及び部活動開始前に、確実に健康観察(発熱及び何らかの症状の有無の確認)を実施する。
- 基本的な感染防止対策(手洗い・マスクの着用・3密の回避)の励行について繰り返し指導する。
3. 学習活動について
常時換気により教室内の室温を保つことが困難な場面も生じることから、室温低下による健康被害が生じないよう、暖かい服装を心がけさせる(教室内でのコートの着用を許可する)。
基本的な留意事項
- マスクの着用を徹底する。
- 授業は、個人で学習できる活動を中心に行う。グループ学習、班での話し合い及びペアワーク等の活動は行わない。
- 生徒全員で一斉に声を出す音読や群読は行わない。
具体的な授業の場面
体育
- 球技のゴール型のゲームや武道の相手と組み合う活動など、身体接触や人と人が接近するような活動は行わない。
- 更衣について:男子は体育施設、女子は教室で行う。スマートフォン、貴重品の管理を徹底する。
- 体育施設移動時においてもマスクの着用を忘れないこと。
音楽
- 歌唱や管楽器等を使用した活動は行わない。
家庭科
- 調理実習は行わない。
生徒会活動
- 活動内容や協議事項を精選し、短時間で行えるように工夫する。
学校行事
- 全校集会・学年集会等
放送設備等を活用し、各教室で実施する等の工夫をする。
生徒等を一堂に集める行事は行わない。
昼食等を含む飲食
- 食堂に入る前の手洗いと手指消毒の徹底。
- 飛沫拡散防止シールドを設置した席での食事。
- 食事場所の座席番号を記録させる。
- おかずを配置したトレーを飛沫防止カーテンを介して生徒に提供し、食事後はすぐに消毒を実施する。
- 昼食を含む飲食場面では、マスクを外す時間を最小限とし、身体的距離が十分とれない場合は会話をしない等について繰り返し指導する(特に横を向いての会話は飛沫を防ぎきれないことを十分理解させる)。
4. 部活動について
- 土日の活動は原則中止、平日については17時終了とする。
- 感染者が発生した場合は停止。全校生徒の健康状態を把握し、再開時期を判断する。
- 部活動開始前に、確実に健康観察(発熱及び何らかの症状の有無の確認)を実施する。発熱(37℃以上)等の風邪の症状があるなど、体調不良の生徒の参加は認めない。
- 部室や更衣室等の、マスクを外した状態で密になりやすい場所は、使用ルールを明確にし、遵守させる。マスクの着用は必須、会話はしないこと。
- 競技団体のガイドラインを参考にして作成した本校の部活動ガイドラインをもとに、身体接触や人と人が接近するような感染リスクの高い活動は行わない。個人練習を中心に基礎体力の向上、個人のスキルアップを目的とした活動を行う。
感染症対策について
- 体育館や教室など屋内で実施する部活動については、その場所のドアを広く開け、こまめな換気や消毒液の使用(消毒液の設置、生徒が手を触れる箇所の消毒)など、感染拡大防止のための防護措置等を実施すること。また、長時間の使用を避け、十分な身体的距離を確保できる少人数による使用とする。
- 生徒が密集する活動や、生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い活動、向かい合って発声したりする活動については、当面の間、密集せずに距離を取って行うことができる活動に替えるなどの工夫をすること。
用具等について
- 器具や用具等については、使用前に消毒を行うとともに、生徒間で不必要に使い回しをしない。ドアノブ・スイッチは活動前後に消毒する。
試合の実施について
- 公式戦・練習試合等の対外試合、合同練習、演奏会は行わないこと。
その他
- ミーティングは密集を避け、指導者と生徒、生徒間の距離を空けて実施する。
- 部室、更衣室等の利用は短時間の利用とし一斉に利用することは避ける。
- 運動中以外は、マスクを着用する。
- トレーニング中の、不要な私語や大声での会話は控える。
5. 登下校時の注意事項
- 登下校時の飲食等は厳に慎み、寄り道をせず、速やかに帰宅するよう指導する。
- 公共交通機関を利用する際やスクールバス利用時は、マスクを着用し、会話を慎むよう指導する。
- 友人との会話や咳をしている人をからかうなどのコロナハラスメントは厳に慎み、周囲の人にも気を配って行動させる。
- 発熱が認められる生徒は乗車を見合わせること。
6. 保護者から感染不安により休ませたいと相談があった場合
- 合法的な理由があると学校長が判断する場合は「出席停止」として記録し、欠席にしない等、柔軟な取り扱いをすること。
7. オンライン学習について
- 学校におけるICTの積極的な活用を進め、生徒間及び教職員等との接触機会を減らしつつ、学習効果を高めるよう努める。
- 今後、感染状況に応じて、登校による対面指導と家庭におけるオンライン学習等を組み合わせて実施(分散登校)できるよう準備を進める。
家庭への協力依頼
1. 外出に関して、以下の点についてご指導ください。
- 下校時の飲食は慎み、寄り道をせず、速やかに帰宅する。
- 感染リスクの高い場所への不要不急の外出は極力控える。
- 20時以降の不要不急の外出は自粛する。
2. お子様自ら感染予防に留意し行動できるよう、こまめな手洗い・手指消毒、マスクの着用、3密(密接、密集、密閉)の回避等の基本的な感染症対策について御指導をお願いいたします。
3. 毎朝、検温と体調確認を必ず行い、健康観察票に記入する。発熱や風邪症状等がある場合には登校を控えるとともに、「5.発熱等の症状がある場合」を参考に、医療機関等へ速やかに相談してください。
4. 新型コロナウイルス感染症に関して以下の場合は必ず速やかに学校へご連絡ください。
- 生徒または同居の家族が新型コロナウイルスに感染した場合
- 生徒または同居の家族が濃厚接触者に特定された場合
- 生徒または同居の家族が、PCR検査を受けることになった場合
5. 発熱等の症状がある場合は、日ごろ通院している医療機関か、自宅の近くにある医療機関に電話でご相談ください。
(直接、医療機関を受診せず、事前に必ず医療機関へ電話で相談をお願いします)。
かかりつけ医がいない等、相談先に困った場合は【相談窓口】に電話でご相談ください。
【相談窓口】
〇発熱相談センター
・千葉県発熱相談センター
・千葉市・船橋市・柏市の各相談センター
〇市町村役場(千葉市・船橋市・柏市を除く)
〇発熱相談医療機関
※各相談窓口の電話番号等は千葉県ホームページを参照。
※上記において次の<相談・受診の目安>に当てはまる場合は、すぐに相談してください。
<相談・受診の目安>
少なくともいずれかに該当する場合は、すぐに相談する。(該当しない場合も相談可)
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 基礎疾患等があり、発熱や咳などの比較的軽い症状がある場合
- 上記以外で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状が続く場合
(症状が続く場合は必ず相談。症状には個人差があるため、強い症状と思う場合はすぐに相談。解熱剤等を飲み続けなければならない場合も同様)